会社で簿記2級の勉強をしてた時の話です。
「覚えることが増えただけで、3級と本質は変わらんな。」
とかカッコいいことを考えつつ問題を解いてました。
その中で、ある問題に出会った時の話です。
算数
簿記3級の勉強をした時に、受かる近道は『問題を繰り返し解きまくる』ということがわかったの今回の2級の勉強でも問題集を中心に勉強していました。
その中でどうしても計算が合わない問題がありました。
どう考えてもおかしい。
計算が合わない部分だけを抜き出すと、
300円のものを1000個、310円のものを600個、320円のものを400個買いました。この売買は手数料が1000円かかっている。
この中の800個を1個309円、手数料700円で売った時の損益を答えなさい。
売った800個の値段は在庫の平均となる。
という問題でした。
暗算でもできる簡単な計算です。
けど、簿記の試験では電卓を使うことになるので、電卓を使って計算していました。
式はどう考えてもこれです。
(309×800-700)-(300×1000+310×600+320×400+1000)÷2000×800
これを電卓に入れて計算すると、在庫の平均の値段は308円。
要するに、(309-308)×800-700=100円
となったわけですよ。
けど、解説を見ると答えは500円。
入力ミスと思って何度やっても同じ。
暗算で最後の計算までやると合うんだけど・・・。
もしやと思って在庫の値段を出すところまで暗算でやってみると、
平均の値段は307.5えんでした!!!
電卓でやると308円。
ここから導かれる答えは・・・
小数点以下を四捨五入してる!!!!
小数点以下を軽く見てないか?
これがずれて困る人もいるんだぞ?
お前なんかこうしてやる!
このこの!(小数点以下を表示する設定)
・・・
できない。
どうやってやるの。
SHARP ELSI MATE EL-134H
こういう設定方法はインターネッツで調べるのが一番いいですよね!
僕が使ってた機種はSHARPさんの『ELSI MATE EL-134H』というやつ。
こいつの小数点以下の表示を変えるには、M+とC・CEを同時に長押し(1~2秒)
写真の赤枠のボタンですね!
親切にも『少数桁指定』って書いてありました。
けど、長押しするなんて分からんよ。そこまで書いとけよ。
すると、右側の小さな数字が2→0→Fって感じで変わります。
この機能のせいか。
今まで何度やっても計算結果が合わなかったのは・・・。
2
0
F
2が小数点以下2ケタ
0は整数
Fは小数点以下1ケタ
になるみたいです。
他の電卓も同じような操作で少数桁表示を変えることができるみたいなので、やってみてね!
簿記の試験本番で気づかなくてよかった。
というより、しっかりと電卓を使って予行練習をしていてよかった。
みんなも勉強するときは計算方法が分かったからOKってせずに、きっちり答えまでだそうね!
電卓マスターかっぱ