ジグサビキは色んな魚種が狙えるし、ボウズ逃れに最適。
こんな噂を聞いてしまったのですぐに買いたい衝動に駆られたんですが、ふとある考えが頭に浮かびました。
それを合体させれば安上がりなんじゃないか?
ということで、今回は100均のジグとサビキを使ってジグサビキを大量生産してみたいと思います!
100均ジグとサビキでジグサビキを作る方法
釣り具が充実している100均といえばダイソーですよね。
家の近くにダイソーがあるので仕入れてきました。
ダイソージグと呼ばれてるやつです。
今回必要なのは、
- サビキ仕掛けセット
- スナップ付きタル型サルカンセット
- ジグ(18g)
これがあればジグサビキを安く作ることができます。
まずはサビキ仕掛けの丸いウキを外すためにスナップの近くで切ります。
ジグサビキには不要なカゴを外します。
これはスナップになっているのでワンタッチで外せます。
ジグサビキはサビキの部分が長すぎると使いにくいので、半分に切ります。
切った部分に買ったサルカンを取り付けましょう。
これで1つのサビキから2つのジグサビキを作ることができます。
サビキの端についているスナップ(カゴがついてた方)にジグをつければ完成!
100均ジグサビキを実際に使ってみた
その時の写真はないんですが、実際に海で投げて使ってみました。
竿はエギング用がちょうどいい感じです。
実際に100均ジグサビキを使ってみたんですが、サビキ部分のラインが柔らかくて頼りない。
投げる時にめっちゃ伸びてる感じが伝わってきます。
びよ~~んって感じ。
これではフルキャストしづらい。
一応一番軽い18gを買ったけど、それでも100均サビキのラインには荷が重いようです。
サビキの強度の問題でダイソージグ+ダイソーサビキの組み合わせは使いづらいことがわかりました。
けど100円で買えるんでそこに文句は言えません。
100均ジグサビキを使えるように改良する
ここで記事が終わったら小学生の感想文になってしまうので、大人の知識をフル活用して改良してみましょう。
100均ジグサビキを改良する方法は3つ。
- 重りに変える。
- ジグを軽くする
- 釣り具メーカーのサビキに変える。
- 値段をあきらめて釣り具メーカー製のジグサビキを使う。
どっちの釣り方(サビキorジグ)をメインで考えているかで選ぶ改良法が変わってきます。
1.重りに変える
ジグは使わずにサビキを遠投して使ってみたいという人にはこれがオススメ。
釣具屋に売ってある軽めのジグに変えればジギングも楽しめますが、釣具メーカー製のものは値段が高い。
安い物でも400円はします。
せっかく安く自作しているのにこれでは本末転倒。
ということで、ジギングは捨ててちょっと遠投してアジを釣っちゃいましょう。
サビキの一番下の部分に重りをつければ優秀なアジング用釣り具に早変わり!
サビキの針にアジング用のワームをつければ遠投出来て色んな深さを探れる優秀なアジング用釣り具になります。
重りを底につけてしゃくってあげれば、アジングでは届かない沖のボトムをじっくりと探れます。
100均サビキにちょうどいい重さは1.5~3号です。
3号はちょっと伸びてる感じもしますが、13gのダイソージグを使っている時よりも不安感はありません。
自分の好みの重さ(伸びてる感じがしない)を選びましょう。
重りの号数と重さ(g)の関係はこんな感じです。
0.3号 | 1.125g |
0.5号 | 1.875g |
0.8号 | 3.00g |
1号 | 3.75g |
1.5号 | 5.625g |
2号 | 7.50g |
3号 | 11.25g |
ちなみに僕は1.5号をつけて遠投サビキングを楽しんでます。
特に第一精工のナス型重りは6個も入って300円を切ってます。
1個当たり50円!
この方法だと1個当たりの値段は、
- 100均サビキ 50円(2つ作れるので)
- ナス型重り 50円
- 100均サルカン 16円(1つにつき2つ使用、12個入り)
計116円也
2.ジグを軽くする
ジギングも捨てきれないという欲張りさんは釣具屋の軽いジグを使いましょう。
5g~10gであれば100均のサビキでもストレスなく使えました。
ただ、値段はある程度することは頭に入れておいた方がいいでしょう。
おススメはジグが5個セットになってるものです。
セットだからこそ1個当たりの値段が安いです。
最安値は5個で1300円。
1個当たり260円です!
これならロストしてもダメージは少ないですね!
この方法だと、
- 100均サビキ 50円
- 100均サルカン 16円
- 釣り具メーカージグ 260円
計326円也
そこそこの値段がします。
3.釣り具メーカーのサビキに変える
釣り具メーカーもジグサビキを販売しています。
サビキのみだったりジグまでセットになっているものだったり。
もちろん100均ジグサビキとは強度は比べ物になりません。
そのためダイソージグの13gもしっかり投げることができます。
なので、釣り具メーカーのジグサビキ+ダイソージグ13gが一番コスパがいい組み合わせです。
このジグサビキなら15gまでのジグを使えて、2個入りで337円!
※ジグはついてません。
総額は、
- 釣り具メーカー製ジグサビキ 178円
- ダイソージグ 100円
計278円也
4.値段をあきらめて釣り具メーカーのジグサビキを使う
大人ならこの選択肢もありですね。
自作する時間がもったいない。お金に余裕がある。
こういう人は普通に市販のものを使えば一番手っ取り早いです。
このジグ付きのジグサビキを使えば600円弱に収まります。
100均ジグサビキを自作してみて
これまで色々なものを自作してきましたが、ジグサビキの自作はかなり初心者向けだと思います。
100均のものを使うので失敗しても大した痛手は無いし、作るのも簡単です。
自作初心者の人はジグサビキの自作に挑戦してみてはいかがでしょうか?
オススメ!
ダイソーがとうとうジグサビキを販売開始!?
(2021/10/16追記)
ダイソーがやってくれました…。
もう釣り具メーカーを名乗ってもいいんじゃない?
これで、色んな工夫をしてジグサビキを作る時代は終わりになりそうです。
ですが、ジグサビキのラインナップが8号~10号と結構重めなので、軽いジグサビキを使いたい人は改良の余地がありそうです。
また、ジグは別売りのため、使用するためにはジグも買わなければいけません。
- 100均ジグサビキ 50円(2個入ってるので)
- ジグ 100円
計150円也
今度使ってみてレビューしたいと思います!!!
カッパ