どうも。
常に普通の人の微熱くらいの体温があるカッパです。
今日仕事中にネットサーフィンをしていると、非常に興味深い記事を見つけました。
この調査において、わずか0.149℃体温が上昇することが、1年死亡率を8.4%上昇させることに繋がっていたのです。
従って、この研究によって、「平熱が高い=健康」という説は裏付けられませんでしたが、「平熱が高い=死亡率が高い」という新しい説が浮上したのです。
あ?体温高い人に喧嘩売ってんのか!?
おっと、いけません。もっと体温が上がってしまう。
冷静に反論して見せましょう。
この記事を読んでみて
この記事を簡単にまとめるとこんな感じ。
今までは『冷え(体温の低下)は万病のもと』と言われていた。だが、2017年にビッグデータを利用した調査によると、体温が0.149℃高いと死亡率が8.4%も上昇することが分かった。
体温が上昇する要因は様々だが、肥満やガンなども要因の1つである。
なぜ平熱が高いと死亡率が高いのか、その理由は今回の調査では分からなかった。
うん。わかった。
冷静な反論
もうはっきり分かってるじゃん。
肥満やガンでも体温が上がるんでしょ?
それなら体温が高い人の中にガンや肥満の人が多くなるのは当たり前だよね。
肥満の人は糖尿病や高血圧の生活習慣病にかかりやすいわけだ。普通の人より死亡率は高いはず。
ガンの人が普通の人より死亡率が高いのは言わなくても分かるよね?
ってことはだ。
これって、体温が高い人が死亡率が高いんじゃなくて、
体温が高い人の中には、『ガンや肥満』の人が多い。
このデータだと、普通に平熱が高い人と病気や肥満が原因で平熱が高い人が区別されてないよ。
そこら辺まできっちり書かないと無駄に不安をあおってるだけの記事になるよ。
この手法
この手法ってワイドショーとかでよく使われてる手法なんだよね。
喫茶店の前でアンケートを取る。
コーヒーはお好きですか?
もちろんYesの人が多い。
富士山の登山道でアンケートを取る。
今いちばんハマってるのは?
登山に決まってる。
データの結果だけじゃなくて、どうやってそれを集めたのか、誰から集めたのかまでしっかり見極めないと。
今回のはアンケートではなくて、立派な疫学調査だけど、だからといって絶対に正しいことを言ってるとは限らない。
今回のお話もビッグデータとしか書いてなくて、どうやってそのデータを選択、抽出したかまでは書いてない。
そこらへんも見極められる人にならないと騙されちゃうよ。
まあ、『平熱が高いと死亡リスクが上がる』って書いた方がアクセスを集められるから、お金儲けしか見てないサイトはこう書くだろうな。
って思った。
こんな感じ!
カッパ