最近暖かくなってきたなあ。
と思っていると、外から希望に満ち溢れた声が聞こえてきます。
毎年この声で思い出します。
もう卒業、入学、入社の時期か。
就職できた方、
就職おめでとうございます。
これはゴールではありません。
スタートです。
ここから数十年間働かないといけません。
地獄のスタートです。
社会人生活が長くなってくると、4月に何の意味すら感じなくなってきます。
何もかわり映えしません。
ただ、感傷に浸ったりはします。
今日仕事中にふと自分が新入社員だった頃のことを思い出しました。
大変だったけど、同期とわいわい楽しかったなあ。
もう半分以上辞めたけど・・・
色々思い出したついでに、今年就職するやる気に満ち溢れた新入社員におせっかいなアドバイスをしたいと思います。
新入社員はこれに気をつけろ
新入社員の方はどんな気持ちでしょうか?
ドキドキ10%、わくわく10%、野心80%くらいのブレンドでしょうか?
とりあえず、新入社員が気をつけるべきことはこの5つです。
- 古い歌を練習しろ
- できる先輩、できない先輩で態度を変えるな
- サボり方を学べ
- 自分が優秀だと思うな
- 見切りは早い方がいい
それぞれ詳しく見て行きましょう。
1、古い歌を練習しろ
これは、ほぼ必須。
先輩に誘われて飲みに行った2軒目。
かなりの確率でカラオケがあるところに連れて行かれます。
年が近い先輩なら流行りの歌で乗り切れます。
ただ、上司や年が離れた先輩と一緒の場合は、古い歌を抑えていた方が心をつかめます。
もちろん、
「先輩方は俺らに気を使わず、好きな歌を歌え。」
と言ってくれます。
ただ、想像してみてください。
あなたも現役中学生に流行っている歌を聞いても、あまり盛り上がれないはずです。
「あ~俺にもこんな曲聞いてる時代があったな。」
とか思っちゃうはずです。
決して一緒に盛り上がったりはしないはずです。
あなたが若者に流行ってる歌を歌ってる時、先輩方も同じ気持ちで見ています。
先輩の気持ちをつかみたいなら古い歌は確実にマスターしておきましょう。
2、できる先輩、できない先輩で態度を変えるな
新人を観察していると、やはりまだ若いといいますか。
未熟といいますか。
この先輩はリスペクト。この先輩はディスリスペクト。
これが態度に出ちゃってるんですよね。
会社には色んな人がいます。
仕事ができる人、出来ない人、やる気はあるけどミスが多い人、サボる人、やる気がない人。
もちろん出世のためには、出来る人についていった方がいいのは当たり前です。
一方出来ない人は、サボりつつも会社に残る術を持っている人です。
出世よりも、楽してこの会社から給料をもらうことを選んだ人なんです。
褒められたやり方じゃありませんが、これも働き方です。
会社が社員を利用するように、社員が会社を利用してもいいんです。
このタイプの人はプライベートでは別人のような人もいます。
むちゃくちゃいい人の可能性もあります。
仕事中だけ見て人を判断するのは早過ぎるかもしれませんよ?
3、サボり方を学べ
新人は一生懸命な方が可愛がられます。
だけど、常に一生懸命というのも人間には無理な話です。
人間の集中力には限界があります。
こればかりはどうしようもないことなんです。
ただ、『絶対に集中力を切らしてはいけないタイミング』というのが社会人にはあります。
このタイミングに全力を出せればいいんです。
そのためには他の時間は少しは手を抜かないといけません。
この手を抜く=サボるタイミングをなるべく早く見つけましょう。
そんな時に参考になるのが、サボりがちな先輩方です。
彼らの行動をしっかりと目で追ってみましょう。
ね?ほとんど何もやってないでしょ?
学び終えたら、ここぞという時以外は力を抜いちゃいましょう!
4、自分が優秀だと思うな
これは、若いころにはみんなが浸る気持ちです。
万能感
というやつですね。
俺は凄いことを成し遂げる男だ。
という感じのイタイ感覚です。
今では厨二病とも言われてます。
これは実は中学生だけがおちいる感覚ではありません。
ひどい人では30歳を過ぎてもこの万能感から逃れられない人もいます。
なんで、新入社員の20そこそこの君たちがも持っていても仕方がないんです。
けど、やっぱり周りから見てイタイものはイタイ。
早く抜け出せるようにしましょう。
で、万能感を引きずっている人に多いのが、できない先輩社員を見下す態度をとること。
頑張る新人よりも、できない先輩の方が社内に人脈は多いんです。
怖いですよ・・・。
5、見切りは早い方がいい
これまでの項目は会社で出世するための方法でした。
ただ、会社の見極めはなるべく早い方がいいとも言っておきます。
この場合の見極めとは、もちろん転職のことです。
トップが大したことがない会社でいくら頑張って出世しても先が見えてます。
それなら早いうちに転職して、デカイ企業で出世を目指した方が夢があります。
要するに、会社の為に一生懸命に働くにしても、盲目にはなるな、洗脳はされるなってことです。
30歳を過ぎてからの転職はかなり厳しいです。
僕もそれを実感してます。
そんな僕だからこそ言えるアドバイスです。
転職をするならできるだけ若いうちにしましょう!
まとめ
以上で新入社員が気をつけるべきことの紹介は終わりです。
ほどよく手を抜いて、いい評価を得る。
これが本当にできる人のやり方です。
できる先輩を観察していると分かります。
忙しい!とかあんまり言わないんですよね。
仕事のやり方よりもこんな心構えを大切にしたいですね!
中堅になったカッパ