男にとって一番屈辱的な言葉は「度胸無し」だと思っているカッパです。
他にも屈辱的な言葉はたくさんありますが、そのほとんどが女性にも同様にダメージを与えます。
そんな数ある言葉の中で、「度胸無し=チキン」は特に男の心をざわつかせます。
女性でも言われたら嫌なのかもしれませんが、男へのダメージの方が圧倒的に大きい言葉です。
一度学校や職場でチキンのレッテルを貼られると、もう終りです。
後輩たちからは慕われることなく、同級生にも少し下に見られてしまいます。
スクールカーストが1段階下がったり、職場ではプレッシャーのかかる大きな仕事を任せてもらえなくなります。
チキンと言われないために、日々男は努力をしています。
2針縫うちょっとした怪我をしたら10針は縫ったといい、掴み合うだけの穏やかな喧嘩をしたら3人に囲まれたけど勝ったといい、初デート後女の子からの連絡が途絶えても自分から切ったといいます。
要するに強がります。
男はこんなことをずっと繰り返して、自分がチキンと呼ばれないように必死に頑張っているんです。
なので女性の皆さん、男が武勇伝を話していても引かずに、「ああ、努力してるんだなあ。」と温かい目で見守ってあげてください。
ところで
前置きというか、関係ない話が長くなってしまいました。
本題に入りましょう。
どうしてもチキンと呼ばれたくない僕もチキンラーメンを無性に食べたくなる日がたまに訪れます。
そんな日が先日来てしまったので、僕のチキンラーメンの食べ方を画像付きで載せて行きましょう。
まずは、主役のチキンラーメンさんの登場です。
袋を開けて、器に入れます。
そして、欠かせないのが・・・
そう。卵ですね。
これを割って乗せます。
卵がずり落ちてしまわないように、真ん中にくぼみが作ってあります。
こんな細かい気配りが素敵。
お湯をかけます。
いい感じに半熟になってくれます。
で、食べます。
僕はまず黄身を割って、混ぜちゃう派です。
最高。
すぐおいしい。すごくおいしい。
このキャッチフレーズに嘘はないようです。
めちゃくちゃ美味しいんですよ。
ただ、1つの問題が残ります。
チキンラーメンはおやつか、食事か。
チキンラーメンは美味しいのは全国共通の普遍的事実です。
ただ、夕食に出てきてもOKかと言われると、悩みどころなんですよ。
僕的には袋に入っているラーメンは夕食にすることも許せます。
麺もしっかりしてるし、作る工程が料理をしてる感を醸し出してくれます。
一方チキンラーメンは簡単過ぎるし、麺も安っぽい。
麺にスープの素が練り込んであるので仕方がなんですけどね。
その代わりめちゃくちゃ手軽に食べられるのがデメリットを補って余りあるメリットです。
実はちょっと前に、カッパ嫁が夕食にチキンラーメンを出してきました。
僕がお腹がすいていなかったので、「チキンラーメンでもいいよ。」と言ったから出てきたんで、何の文句もありません。
別に嫁が手抜きご飯を出してるって愚痴りたいわけはないですからね!
ただ、夜ごはんでチキンラーメンを食べてる時にふと思ったんですよ。
これは夜ごはんじゃないな、と。
おやつだな、と。
夕飯になり得るラーメンたち
僕の中でのラーメンの夕飯でもOKなランキングがあります。
僕はこれをラーメンヒエラルキーと呼んでます。
※このランキングは美味しさよりも、夕飯になりうるか?という視点で作られています。お店で食べるラーメンは間違いなく夕飯なので除外しています。
こんな感じです。
僕の中ではチキンラーメンはブタメンの少し上でしかないわけです。
カップラーメンとブタメンの間。
非常に微妙な位置です。
ブタメンは完全におやつ。
一度、夕飯でブタメンとご飯を食べてみたんですが、合いませんでした。
「うまい棒のめんたい味」がおいしいからといって、つまみにしてみてもおいしくないのと同じ現象です。
かといってブタメンが美味しくないというわけではありません。
冬に食べれば、ブタメンに肩を並べられるおやつはありません。
即席ラーメン評論家のカッパによれば、チキンラーメンとブタメンの麺は親戚にあたります。
どちらも麺にスープの素を練り込んであるし、それがゆえに麺の食感も近くなっています。
ただ、ある人(嫁)が言っていました。
「別にあたしは晩御飯でもいいけどな。」
これらの意見を総合すると、チキンラーメンはおやつにも夕食にもなり得るオールマイティーな食べ物と言えます。
最後は絶対的な権力を持つ嫁の意見に押された形ですが、こういう結論に至りました。
最後に
これだけチキンラーメンはおやつとか言っていると、ディスっていると勘違いされそうなのでこれだけは言わせて下さい。
チキンラーメン最高。卵入りは至高。
かっぱ