鼻毛が出てるよ。
と嫁から週に2回は言われる鼻毛王ことカッパです。
なんでこんなに鼻毛がこんにちはするのかなと考えました。
すると、原因があったんです。
自慢ではありませんが、僕は鼻が高いし背も高いんです。
鼻が高いとそれに比例して鼻の穴の面積も大きくなり、鼻毛が見えやすくなりますし、背が高いと必然的に下から鼻の穴を覗き込まれる形になって、鼻毛が見えやすくなります。
しかも、鼻毛の量が多く、伸びるスピードも異常なほど早いんです。まるで地球の土で育てられたサイバイマンのようです。
要するに鼻毛が見えやすくなる三重苦を背負って生きていたんです。
そりゃあ鼻毛も見られますよ。
僕に会った人は鼻毛が出ていることを指摘してきます。
けどね、そんな簡単に「鼻毛出てるよ」なんて他人に言うものではありません。
実際、鼻毛は見られる恥ずかしさだけなら、陰毛と同じレベルなんです。
女性に陰毛出てるよ!なんて言いませんよね?
それなのに鼻毛出てるよ!とか簡単に言わないでいただきたい。心の中にとどめておいてほしいものです。
ただ、こればっかりは鼻毛を出している僕にも1:9くらいで責任があると思ったので、鼻毛を切ってみようと思った次第です。
鼻毛を切る専門家
鼻毛を切るにあたって、鼻毛カッターのことを話しておかなければなりません。
かなり前に出席した結婚式の引き出物で選べるギフトをもらいました。
多分3000円くらいのやつです。
この年になると選べるギフトで欲しいものは大体もらったことがあります。包丁だったり、包丁研ぎだったり。
けど、食事券なんかは別にいらないなあと思っていると、ありました。
『鼻毛カッター』。
鼻毛王である僕の30年にわたる鼻毛人生はずっと人力(鼻毛はさみ)で処理していました。
これからの時代は効率化が求められるので自動化が必要な時かもしれません。
嫁に「鼻毛カッター選んでいい?」と聞くと、「鼻毛ヤバいもんね」と同意ととれる言葉が返ってきたので、さっそく注文しました。
鼻毛カッターが届いてから1年。
あろうことか、存在すら忘れて放置していました。
その間の鼻毛処理はずっと人力でやり過ごして今に至ります。
人力だと面倒くさくて、処理をしないという事態も発生してしまいます。
もちろん例にもれず僕も1カ月ほど鼻毛を放置していて、凄いことになってしまいました。さながらアマゾンの密林です。
嫁から「顔を見たくない。」という離婚一歩手前の一言を言われたことがきっかけで鼻毛カッターのことを思い出しました。
これだけ伸びていれば、鼻毛カットが専門分野の鼻毛カッターでカットすればもの凄いことになるはず・・・!
僕もブロガーの端くれなのでこれを記事にしないわけにはいきません。
あわよくば鼻毛カッターの広告でも貼って、広告収入で遊んで暮らしたい。
そこで今回はアマゾンのように生えた僕の鼻毛を鼻毛カッターでカットするとどれくらい凄いことになるのか見ていきましょう。
実際に鼻毛カッターしてみた
今回登場するのは友人の結婚式の引き出物でもらった、多分3000円くらいの鼻毛カッター。
箱から取り出してみると、本体と掃除器具、説明書が入っているだけのシンプルな内容。
色んなモノがごちゃごちゃ入っているよりも、うちはこれ一本でやってるんで感が出ていい仕事をしそうですね。
一応説明書を読んでおきましょう。
鼻に突っ込んでスイッチを入れるだけの簡単操作のようです。
まさに全自動です。
使う人の鼻に合わせて色んな設定をする必要もないみたいです。
で、どれくらい鼻毛が切れたか見やすくするためにこんなものを用意しました。
真っ白な紙です。
ただのコピー用紙です。
切れた鼻毛をこの紙の上に落とすことでしっかりと数を確認できるようにした、というわけですね。
ではさっそく切っていきましょう。
まず、透明なキャップを外します。
この中身が回転して切れるというわけですね。
でこれを鼻に突っ込む…と。
これを鼻に入れてスイッチを入れるだけの簡単作業なはずなんですが、鼻に入れてもスイッチを入れられない。粘膜ズタズタにならないよね・・・?
あ~怖い。
こんなことを続けていても記事が書けないので、腹をくくりました。
突っ込んでスイッチON!
カッター「ぶぃぃぃぃ…」
鼻毛「チリチリチリチリチリ…」
おっなんか切れてる感じがします!切れ味が悪くてもっと抜けるような痛みがあるかと思っていたんですがそれはありませんでした。ものすごい量が切れているのでしょうか!
一応音がしなくなるまで突っ込んだままにしておきましょう。
カッター「ぶぃぃぃぃ…」
鼻毛「チリチチ…」
どうやら終わったようです。
結果を見てみましょう。
切れてます。
カッターの鋭い刃でズタズタに切り裂かれた僕の鼻毛がパラパラと落ちています。
さすが鼻毛カッターですね。
これで鼻毛が出ることもなくなるでしょう。
こうなると名残惜しい気もします。
これからは2度と鼻毛が出ることはないんですからね。
さようなら、鼻毛。
ありがとう、鼻毛…。
嫁「えっ…めっちゃ鼻毛出てるよ…」
そんなはずはない。
今完璧なる鼻毛処理を終わらせたところです。
嫁「いや、マジで出てる。」
いやいやいや。
そんなはずはないですが、そこまで言うなら確認してみましょう。
鏡で鼻を見てみると、
「…めっちゃ出てる。」
これは夢ではないのか。
鼻毛を切ることだけに特化した鼻毛カッターでしっかりと処理したのに。
信じられずにもう一度使ったんですが、これ以上鼻毛は切れません。
いつも使っている眉毛きりで鼻毛を処理してみましょう。
「チョキチョキ…」
「ザクッ」(鼻毛が切れる音)
まだ残り鼻毛がいたようです。
弘法も筆の誤り、鼻毛カッターの切り残しというやつなんでしょうか。
眉毛きりの結果を見てみましょう。
めちゃくちゃ切れてます。
凄い量です。
これだけの量が鼻の穴にあったのに、僕はよく呼吸をできてたなと感心するレベルです。
鼻毛カッターと眉毛きりを比較してみましょう。
明らかに眉毛きりの方が切れてる量が多いようです。
やはり、自動化されたものよりも、人力の方が細かい部分まで行き届いた丁寧なカットができるということでしょう。
この結果を見て、鼻毛カッターを使うことはもうないでしょう。怖いし切れないし。
期待しすぎたということもあるんでしょうが、この結果にはいささかガッカリです。
鼻毛王であるカッパはこれからも眉毛きりで鼻毛を切っていきたいと思います。
あーあ。
本当は広告載せたかったんだけどな。
さすがにこの結果で広告載せると鼻毛王の称号に泥を塗るようなものなので、やめておきます。
なので、かわりにコピー用紙のリンクは貼っておくんで見てみてください。
切れた鼻毛をカウントするのにはもってこいですよ!おススメ!
こんな感じ!
カッパ