僕は産まれた時からずっと暑がりだ
真夏のバスケの練習では着替えを着替え上3枚、下2枚持って行ってた。これくらい着替えを持っていくって人はいると思うけど、練習終わりの円陣では足元に水たまりができてた。
これくらい暑がりの僕が、暑がり目線でこの世の中を見渡したところある1つの疑問が浮かんだ。
この世界は暑がりに厳しく、
寒がりにやさしいのだと。
小さいころの経験
初めてこの事実に疑いを持ち始めたのは小学生の秋頃。確か、あれは昼休み明けの午後の授業だったと思う。
昼休みの45分で精魂尽き果てるほど全力でドッジボールをした後、息を切らしながら教室に戻った。
ん?なんか暑いぞ?
なんと、教室の窓が閉め切ってあるのだ。
さすがに暑すぎる。僕たちがドッジボールを全力でやったこととは無関係に暑い。
そこで、僕は間髪入れずに窓を開けた。
涼しい。ドッジボールをしていた仲間たちも清々しい顔をしながら涼しいと連呼してた。
そのまま授業が始まって5分くらいたった頃、
「寒いです」
という声が聞こえてきた。
ドッジボールのメンバーはまだ暑くて汗が引いてないし、男子は半そで短パンで登校している奴が多いくらいの季節だ。※僕は真冬も半そで短パン
先生「○○が寒いらしいから窓閉めて」
僕「まだ暑いんでもう少し開けてていいですか?」
○○「我慢できない」
先生「閉めて」
僕「はーい」
(ていうか、○○上着を椅子に掛けてるやんけ。寒いんならそれ着ろよ。)
こう主張したかったけど、先生が怖かったのでやめといた。
この世界は暑がりに厳しく、寒がりにやさしいのか…?という問いが生まれるには十分な経験だった。
恋愛ドラマの描写
恋愛ドラマを見ていて、
ヒロイン「寒い…」
サッ(上着かける)
ヒロイン「好き…」
っていうシーンはよく見る。
けど、
ヒロイン「暑い…」
サッ(ハンカチで拭く)
ヒロイン「好き…」
っていうシーンは見たことが無い。
これは絶対に寒がり=可愛い、暑がり=汚いという長年刷り込まれた先入観によるものだ。
LGBTQと騒ぐのもいいが、暑がりにももっと気を使って欲しいものだ。
これからは暑がりのヒロインを題材にした恋愛ドラマも作って欲しい。
恋愛ドラマにヒーローに汗の描写はある
ちなみに、ヒーロー?男の主役が汗をかいてるシーンはある。ただし、スポーツをしてる時、ライブとかで凄い時、エッチなシーン限定だ。
汗をかく=イケメンがスポーツをしてる時のみ許されることのようだ。
純粋な暑がりが描かれていることが無いのだ。
寒がりは無条件で可愛いとされているのにだ。
社会に出ても暑がりは虐げられる
冷房は温度高め。少しでも寒い人がいたら温度を上げる。少し熱いと感じても自分で下敷きであおげ。
寒がりが震える⇒大丈夫?
暑がりが汗をかく⇒(そんな暑くないだろ)
こういった雰囲気を感じることがある。もちろん暑がりの被害妄想というのは分かってる。
え?
暑がりの完璧な準備
そして、暑がりは自分が暑がりなことを自覚していて、準備を怠らない。
- ハンディタイプの扇風機
- ハンカチじゃ足りないからタオルを常備
- 保冷剤を会社の冷蔵庫に常備
- 着替え
暑がりにとってこれくらいの準備は当然だ。
ただ、寒がりはどうだろうか。
厚着するのは当然として、
- ホッカイロ
- ヒーター付きの上着
- スクワットなんかの運動
これくらいはやってるのだろうか。
夏場でもクーラーで寒くなるかもしれないのなら、ユニクロのパーカーを会社に置いとくべきだ。
※僕は寒がりじゃないので、もしかしたらこういった対策をしてる寒がりもいるかもしれない。そういう人たちごめんなさい。
まとめ
暑がりの地位を上げようと、暑がりについて熱く語っていたら汗をかいてきたのでこの辺でやめる。
こんな感じ!
カッパ