釣り好きにとって台風は好きなことをできない地獄の時間。
できるだけ台風が来る直前まで釣りをして、台風が過ぎ去った直後から釣りをしたい。
僕も釣りをしたい欲求を抑えることができなかったので、台風の次の日にアジングに行ってきました。
台風の前後は魚が釣れる!?
昔から言われている言葉で、
台風の前後はよく釣れる
というものがあります。
色々説はあるようですが、よく聞くのはこの3つ。
- 気圧がさがって浮き袋が膨らみ、泳ぎやすくなる
- 小さめの魚が湾内に逃げ込んで来る
- 雨で山の栄養分が流れ込み、プランクトン増加→釣れる
どれも科学者じゃないカッパにとってはもっともらしく聞こえてくる。
とは言え、自分で実際に体験しないと納得はできません。
とりあえず釣りに行きますか。
臼杵市へ
僕は大分県出身ではないので、釣り場の情報は自分で仕入れるしかありません。
今はYouTubeが主な情報源です。
大分のアジング動画を見ていると、臼杵、津久見、佐伯がよく出てくる。
しかもよく釣れてる動画ばっかり。
ということは、台風後の臼杵に行けばとてつもない釣果を期待できそうです。ジュル…←よだれ
いざ臼杵へ。
ただ、一口に臼杵といってもかなり広いんですよね。
選択肢が多いと人は迷う。
何かのお偉いさんが言ってた言葉を思い出します。
調べてみると「決定回避の法則」という心理学のワードが出てきました。
本当にそうみたいです。
そこで、今回はYouTubeに出ていた『風成港』に行ってみました。
初めての釣り場はワクワクが止まらない
大分市内は台風直後ということでそこそこの風が吹いていました。
一方臼杵はベタ凪。
アジングのための天候。
神様が僕を祝福してくれているようです。
「よくぞ1週間釣りを我慢したな。ほら、満足行くまで釣りなさい。」
こう聞こえた気すらしました。
港の様子を見てみると、家族連れがとても多い。
みんなサビキで釣りをしています。
何が釣れているのか聞いてみると、湾内ではまあまあなサイズのサバ、外ではそこそこなサイズ(20cmくらい)のアジが入れ食いのようです。
これは期待できる半面、餌をばらまかれているので、ワームに反応するか不安もあります。
それでは、早速釣りを開始しましょう。
まずは、餌が飽和状態の湾内を避けて、外に向かって投げていきます。
風が無いので1gのジグヘッドでもしっかり底が取れます。やりやすい。
けど、アタリ無し。
おかしい。
周りはあれだけ釣れてるのに。
アタリがないまま投げていると、湾内でサビキ釣りをしていた家族が場所を譲ってくれました。兄弟とお父さんは50匹くらいアジを持って帰ってました。
これだけの数アジがいれば、腹が減ってワームを食ってくる奴もいるはず。そう信じて投げます。
しかし、釣れません。
小さなアタリはあるけど全くのりません。
アタリが暗くなる頃にやっとアジングをやってる人が1人来ました。その人に聞くと、この港の隣の港も同じように釣れるそうです。
けど、今は時期が時期なのでかなり渋いとのことでした。
台風直後の検証結果
全部読んでくれた方なら分かると思います。
ボウズです。
僕くらいの釣り人になるとボウズすら楽しむことができるようになります。
ああ、今回もお坊さんのように殺生せずに済んだな。
よかった。
海に感謝。
嘘です。
釣りたかったぁああ!!!
僕は釣れませんでしたが、餌釣りの方はかなり爆釣みたいでした。
台風の後は釣れる!?の証明はできませんでしたが、台風前後は釣りに行きたくなることは証明できました。
以上こんな感じ!
カッパ