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純粋なる米派でパンが嫌いだったのに、『乃が美』のパンで克服した男の話

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日本パン嫌い連合会会長のカッパです。

僕はとにかくパンが嫌いでした。

小学校の給食で出ていたコッペパンなんてもってのほか。

全部家に持って帰ってました。

 

そんな僕に最近ある変化が起こりました。

 

目次

嫁はパンが好き

カッパ嫁は小さい頃から、米を食べることはほとんどなかったようです。

夜ごはんの時も米を炊くのは月に数回程度。

 

嫁母「今日ご飯いる人!」

家族3人「いらない!」

こんな感じだったそうです。

 

は?

夜ごはんで米を炊かないってありえるか!?

信じられない。

 

運よく『米が世界一おいしい国』に産まれることができたのに、

米を食べずに、欧米生まれのパンを食べる。

 

せっかく中国旅行してるのにイタリアンを食べてるようなもんだよ?

 

僕の場合は、夜ごはんの時に米が無かったらテンションが下がるタイプでした。

高校生の頃は5合炊き炊飯器を夕御飯の時に空にして、母に怒られたこともあります。

 

純粋な米派のカッパと純粋なパン派のカッパ嫁。

さあ、どうなるのか?

 

米を諦める時もある

ただ、米派の僕にも米を諦める瞬間というものがあります。

それは、朝。

朝に米を炊いていたら、時間が無くなっちゃうんですよね。

ということで、基本は朝は食べないスタイルなんですけど、嫁は朝少量でもいいから何かしら食べないと嫌なタイプ。

けど、米を炊くのは時間がない。

なので、朝はすぐに食べられるパンを食べるようになりました。

 

パンが嫌いといっても、調理パンはそこまで嫌いじゃない。

卵が入ってたり、チーズが入っていたりすれば食べれるけど、ただのパンだと嫌い。

結果、嫁は朝パンを食べて、僕は食べない感じに落ち着いていました。

 

嫁の実家からパンのおすそ分け

そんなある日。

嫁の実家からパンをもらいました。

さすがパン派の家族です。おすそ分けにパン。

カッパ「ありがとうございます!」(余計なことをしてくれたな。)

これが問題のパンです。

食パンじゃないですか・・・

給食のコッペパンの次に嫌いなパンです。

 

しかも、パンのくせに一丁前に高級そうな文字が書いてあります。

何も調理されていないパンなんて食べないんですけどね。

 

乃がみのパンをもらってから数日たった休日のこと、お昼すぎにどうしようもなくお腹が減ってしまいました。

(この時間にカップラーメンとか食べても晩飯が食べられなくなるな・・・)

とか考えてキッチンを物色していると、乃がみのパンが目に入りました。

有る程度の空腹は我慢できるけど、今はお腹がすき過ぎて気持ち悪くなりかけてました。

 

・・・

 

もの凄い葛藤です。

 

嫌いな食パンを食べて、お腹を満たすか。

我慢した収まるのを待つか。

 

背に腹は代えられん。一切れだけでも食べてみるか。

(はあ、パンで一応お腹は満たされるけど、美味しくないんだよなあ・・・)

 

・・・・・・!?

 

うまい!!!

 

もう一切れ食べよう。

 

うまい。

 

最後に一切れ。

 

泣きの一切れ。

 

・・・

 

結局全部食べてしまいました。

 

普通の食パンに比べて、しっとりとしてておいしい。

僕がパン嫌いだったのは、パサパサしてて口の中の水分を根こそぎ持っていかれるからなんですよ。

 

それが、のがみのパンならしっとりとしてる。

 

 

今まで美味しいパンに出会えてなかったのがパン嫌いの原因だったんだろうな。

 

本当においしいパンはパン嫌いを治してしまうということが分かりました。

 

もし、パンが嫌いという人がいたら、少し高いパンをぜひ食べてみて!

パン嫌いを克服したカッパ

 

 

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