僕はここ27歳の頃から膝の痛みに悩まされてきました。
整形外科でレントゲン、MRIをとっても原因が分かりません。
もう半分諦めていたんですが、最近かかった病院で原因がはっきりする可能性が出てきました!!!
簡単な経緯
軽く経緯を書いておきたいと思います。詳しくはこちらに書いてます。⇒『18歳で前十字靭帯断裂、30歳でタナ障害、それでもバスケを続けたい【僕の膝の怪我年表】』
高校生の頃、『前十字靱帯断裂』という大怪我を経験しました。
それから10年近くは身体能力の低下と上手く付き合いながらバスケを続けてきました。
このままバスケを楽しんで生きていければよかったんですが、4年前のある日、筋トレ中にとてつもない痛みが膝を襲いました。
それから、プレイ中に痛みが出るようになり、練習後には膝が腫れるようになりました。
1年ほど我慢して続けていましたが、痛みでまともにできなくなったので、バスケを諦めて引退しました。
まだまだ、現役で楽しみたかった。
スポーツを生きがいにしていた僕にとっては、これ以上ない喪失感でした。
嫁の言葉
2019年の6月、最近の話です。
「子供とバスケしなくていいの?」
嫁からこんな言葉をかけられました。
嫌だ。
子供とたくさん遊びたい。
バスケもまだまだやりたい。
原因をはっきりさせて治療したいという思いが再燃してきました。
この痛みが悪化するとバスケ以前に、子供を満足に抱っこすることもできないかもしれない。
それは非常にまずい。絶対に嫌だ。
またネットで病院を探し始めました。
原因を勘違い
僕は今回診察を受けるまで、痛みの原因を勝手に予想して決めつけていました。
靱帯や半月板などに異常がない。
ってことは、軟骨がすり減ってしまって痛みが出ているんじゃないか。
こういう勘違いをしたのにも理由があります。
変形性膝関節症などの軟骨が少なくなる症状は、
- 重すぎる体重
- 太ももの筋力不足
この2つがかなり大きな原因になります。
僕にはどちらも当てはまっていたのでそう思っていました。
一応、O整形外科で診察を受けても軟骨はすり減っていないといわれました。
けど、O整形外科のことを全く信用していなかったので、軟骨に異常があると決めつけていました。
そこで、僕は『膝軟骨の再生医療専門サイト』から大分の病院を探しました。
軟骨は基本的に再生しないので、手術して他の場所から持ってくるしかありませんでした。再生医療はそんな膝の軟骨が無くなってしまった人の新しい選択肢です。
ただ誰でも受けられるわけではありません。再生医療を受けるには色々な条件があります。
- 軟骨が無い範囲が4cm2
- 外傷性軟骨欠損症または離断性骨軟骨炎
- 他に治療法がない
まあこの条件というのが厳しくて僕の膝には適用できそうにありません。
これも諦めていた理由の1つです。
諦め半分で次の病院へ
どうせ次の病院でも原因は特定できないんでしょ。
そう思いつつも予約をして診察に行きました。
まずはレントゲン。
異常なし。
次はMRI。
異常なし。
その次はCT。
異常なし。
またこのパターンか・・・
全ての検査が終わった後に、先生の診察を受けました。
「画像診断では異常が見当たらないなぁ。どんな動きをすると痛みが出るの?」
「こうやって、スクワットをするようにしゃがむとピキッと痛みが出ます。普通にしゃがんでもいたくないんですよね。」
「もしかすると、タナ障害かもしれないな。」
???
タナ障害???
初めて聞く病名です。
「タナ障害を確定するには内視鏡で実際に膝の中を見るのが確実だよ。もし本当にそうならそのまま切除までやっちゃおう。もし違っても、原因がはっきりするよ。」
「やります」(即答)
よく分かりもしないのに手術を決めました。
変なところで決断が早いカッパ。
正直、よく分からないのに手術を決めるのは勇気がいりました。けど、今までかかった病院では原因を絞り込むことすらしてくれませんでした。
タナ障害の可能性。
ここまで絞り込んでくれただけでも信頼してみようという気持ちになりました。
そこからはとんとん拍子。
診断を受けてから1か月半後に手術。
手術の1週間前に術前検査。
来週の今頃には手術は終わっている頃です。
楽しみ半分怖さ半分。
けど、何もしなければ確実にスポーツはできない。
それならやる方に賭けてみようと思います。
これから手術とか経過について定期的に更新していくので楽しみにしていてください!
こんな感じ!
カッパ