最強の悪魔の実ランキングでよく名前が出てくる能力たち。
ワンピース最強の悪魔の実 ランキング【完全版】
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大好きな”ONE PIECE”を語りつくす
ほっといたら僕が死ぬまでに結論が出ないであろうこの疑問に物理的な観点から終止符を打ちたいと思います。
自然の力に動物ごときが勝てるわけない。※一部例外あり
ロギアの一覧を把握
まずは悪魔の実最強種ともいわれる自然(ロギア)系を全部書き出してみる。
- ヒエヒエ
- ユキユキ
- マグマグ
- メラメラ
- ガスガス
- モクモク
- ピカピカ
- ゴロゴロ
- スナスナ
- ヤミヤミ
- ヌマヌマ
- モリモリ
ロギアの中での序列
悪魔の実最強種を考える中で、一番最初に考慮すべき点は下記2点。
- 明らかな弱点の有無
- 海を無力化できるか
明らかな弱点
この点で見ると、スナスナ、モリモリ、ヤミヤミには明らかな弱点が用意されている。
スナスナの実
スナスナの実は対象に渇きを与える能力と砂を刃物上にして切断する能力がある。
せっかくのロギアなのに切断という物理攻撃。
強いのか弱いのかよくわからない能力だ。
しかも、他のロギアと比較して、敵にバレると致命的な弱点がある。
水分だ。
液体をかけられるとその部分は実体化し、物理攻撃の影響を受けるようになる。
あからさまな弱点があるため、ロギア系の中でも最弱の部類と言える。
モリモリの実、ヤミヤミの実
この2つの能力の大きな弱点として、物理攻撃を受け流せないという弱点がある。
心臓を貫かれれば、人間である以上即死だ。
弱い。
論外。
語るに落ちる。
それなのに海軍本部大将まで上り詰めたのは、アラマキ、黒ひげの実力が要因と言わざるを得ない。
ヤミヤミの技も中途半端。
ヤミとは引力!とか言ってるが、解放(リベイジョン)した時の建物が結構原型をとどめていた。強力な引力であれば小さな球体レベルで圧縮されていて欲しかった。
大した引力じゃないことが分かる。
ガスガスの実
強風時に能力を使うと吹き飛ばされること、
大人数を乗せて飛行している時に体力を消耗する描写があり、無尽蔵の能力ではないことが分かる。
密閉空間であれば最強クラスの能力だが、ロギアのくせに能力を使うと体力を消耗するのは弱点となる。
※ゴロゴロはルフィが天敵というだけで、基本的に弱点は無いと判断している。
- ヒエヒエ
- ユキユキ
- マグマグ
- メラメラ
ガスガス- モクモク
- ピカピカ
- ゴロゴロ
スナスナヤミヤミ- ヌマヌマ
モリモリ
海の無力化
悪魔の実能力者の共通の弱点である海を無力化できれば、弱点がほぼなくなる。
作中で独自の能力で海を無力化していたのはこいつら。
- ゴロゴロ:海雲を通って移動、海雲≒海
- ヒエヒエ:凍らせて無効化、空中へ上昇も可能
ヒエヒエの場合は凍らせることで相手に対しても無力化してあげることになる。
一方ゴロゴロは自分だけ海を伝っていくことができるので、無力化のレベルが高い。
海を完全に無効化してた。
他にも空中に浮遊することで海を無力化できるのはこいつら。
- ピカピカ:八咫鏡(やたのかがみ)で海の上を移動可能※直線に限る
- モクモク、ガスガス、メラメラ、スナスナは空中に浮くことができるので、海の効果を無力化
▼浮遊できる
- スモーカー(モクモクの実)
- エース(メラメラの実)
- クロコダイル(スナスナの実)
- エネル(ゴロゴロの実)
- シーザー(ガスガスの実)
▼空中へ上昇することができる
- クザン(ヒエヒエの実)
- ボルサリーノ(ピカピカの実)
▼浮遊する描写なし
- ティーチ(ヤミヤミの実)
- サカズキ(マグマグの実)
- カリブー(ヌマヌマの実)
浮遊できないと海上での戦闘で、落とされた時点で死亡が確定するので最強からは除外。
- ヒエヒエ
- ユキユキ
マグマグ- メラメラ
ガスガス- モクモク
- ピカピカ
- ゴロゴロ
スナスナヤミヤミヌマヌマモリモリ
ロギア同士の互換関係
まずはこの中で能力が被っていて、互換関係にあるものを考えてみる。
ヒエヒエ>ユキユキ
どう考えてもヒエヒエの下位互換がユキユキの実。
ユキユキの実が操れるのは雪だけ。
霰(あられ)や雹(ひょう)であればもう少し攻撃力が高い能力だったのに。ふわっふわの雪。
一方、ヒエヒエの実は「冷やす」こと自体が能力。
パンクハザードの半分が極寒の地になったのは、ヒエヒエの能力。
つまり、ヒエヒエの能力があれば雪を降らせるのは簡単。
ちなみに、ヒエヒエの能力で海を凍らせることができるが、ユキユキの能力では海を凍らせられない。
いろんな面でヒエヒエの実の方が強い。
ゴロゴロ≒ピカピカ>マグマグ>メラメラ
マグマグ>メラメラは原作の中でもエースVS赤犬で描かれている。
物理的な観点でマグマグの実を見ると、扱える温度はマグマの温度まで。
地表近くのマグマは800~1200度、地下深くで1300~1400度。
地球の中心マントルの温度が5700度と言われている。
尾田先生がどこまで想定しているか分からないけど、最高で5700度。
一方、ゴロゴロ、ピカピカの実はスピードなどの能力に目が行きがちで、温度に関して触れている記事は少ない。
光を屈折させてエネルギーを集約すると非常に高温になる。これは誰でも経験したことがある物理法則だろう。
小学生の頃に虫眼鏡で太陽の光を集めて火をつけた人も多いのではないだろうか。
1億3900万㎞離れた太陽からの光だけで物を燃やすほどのエネルギーを出すことができる。
市販されている強力なレーザーポインターでもモノを燃やすことができる。
例えばこれ。
※絶対に人に向けて使用しないこと。使用は自己責任で。
もちろん、光の出力を上げれば温度にほぼ上限はない。
ゴロゴロの実も同じで、電力を上げれば無限に温度を上げることができる。
ただし、原作の中ではMAX2憶V放電と言っていたので、登場時点でのMAXの電圧は2億Vだったのかもしれない。
これは作中で向かうところ敵無しだったエネルの慢心によるものと考えられる。
その後トレーニングを積んで実際の雷の上限値と同等のエネルギーを出せると仮定した場合を考えてみる。
- 電圧:1~13億V
- 抵抗:5500Ω ※対人間の場合
- 電流:1000~50万A
エネルが出せる最大の雷エネルギーは13億V、50万Aということになる。
この雷が出す熱を計算してみる。
式はこんな感じ。
R:抵抗、I:電流、V:電圧
計算すると、1375兆J/秒
大き過ぎてワケ分からん
4.2Jで1gの水を1℃温度を上げることができるため、1gの水を
1375兆J/4.2=327,380,952,380,952℃
上昇させることができる。
成人男性の体重を60㎏とすると、1秒間で5,456,349,206≒54億℃上昇させることができる。
作中の描写を見てみると、1秒どころか2億Vアマルを長時間維持していた。もの凄いエネルギー量というほかない。
ここまで書けばわかると思うが、発生できる温度という面でマグマグはピカピカ、ゴロゴロにの足元にも及ばない。
高温か低温か
ピカピカ、ゴロゴロ、ヒエヒエの3種類の悪魔の実を分けると
高温と低温に分けられる。
高温組:ピカピカ、ゴロゴロ
低温組:ヒエヒエ
どっちの方が強いだろうか。
結論から言うと、圧倒的に高温の方が強い。
なぜなら、高温には上限が無いからだ。
同じ質量で同じ比熱の物体を混ぜるとちょうど中間の温度になる。
※比熱とは物体の温まりやすさ
逆に低温には限界がある。絶対零度というやつだ。
物体の温度とは分子の振動の激しさのこと。振動が0になるとこれ以上温度は下がらなくなる。この温度を絶対0℃という。
絶対零度=-273.15℃
要するに、ヒエヒエの実の能力をフル活用してもー273.15℃までしか冷やせない。
一方高温に関しては上限はなく無限に上げることができる。
ヒエヒエが出せる限界の質量と高温組が出せる最大の質量が同じだった場合、圧倒的に高温組のエネルギーが圧勝してしまう。
※ちなみに高温の上限は無いとは言っているが「プランク温度」という上限がある。
エネルギー保存の法則によると、エネルギーは何もない所から突如産まれるわけではなく、他の物質やエネルギーが変化することで循環している。
宇宙の始まりとされているビッグバンが起こる直前には、この世に存在している全ての物質・エネルギーが1点に集中していた。つまり、この世のすべてのエネルギーが一か所に集まっていたのだ。
理論上その時の温度を超えることはできないため、実質的な上限の温度となっている。
その温度をプランク温度という。
プランク温度≒1.417×10³²K
ということで、高温組のゴロゴロ、ピカピカが上位に来る。
ガスガス>モクモク
煙にしかなれないモクモクの実と色んな気体になれるガスガスの実。
どう考えてもガスガス>モクモクだろう。
スモーカーさんも不遇な能力を選んでしまったものだ。
この記事では強さのランキングTOP3を決めたいので、下位互換のロギアを削除してみる。
下位互換の能力を削除すると一覧はこんな感じになる。
ヒエヒエユキユキマグマグメラメラガスガスモクモク- ピカピカ
- ゴロゴロ
スナスナヤミヤミヌマヌマモリモリ
ロギア以外の能力
こういった声が聞こえてきそうなので、一応見ておこう。
ゴムゴムの実(ヒトヒトの実 幻獣種 モデル「ニカ」)
これは新しく出てきた後付けっぽさ満載の設定。
Q. エネルの雷が聞かなかった理由は?
Q. 雷そのものであるエネルを殴れたのは?
Q. そのあとに出てきた青キジは何で殴れなかったの?
ゴムの体に更なる”腕力”と”自由”を与える
まあ、そこそこ強いのかもしれませんが、最強ランキングに入るほどではありません。
ゴムゴムの実はルフィの潜在的な能力もあってあの強さであると考えています。
ズシズシの実
重力を扱うというロギアのようでパラミシアの能力。
設定がしっかりと描かれていないため、エネルギーを算出することが不可能。
宇宙にはブラックホールというものが存在しているが、その正体はもの凄い重力を持った星★
なぜ黒いのかというと、光すらも抜け出せないから。
もの凄く強い重力というのは光すらも抜け出せない。
ピカピカの能力を完全に封じ込めてしまう。
ピカピカが抜け出せないということは、他の能力者も抜け出せないので実質最強の能力と言える。
もし、現在観測されているブラックホールと同等の重力を出せる場合、地球は一瞬で消滅する。
さすがにこんな能力だと、ワンピースの世界観が崩壊して、ワンピースZになってしまうので、コインサイズのブラックホールを作れる場合を考えてみよう。
もしブラックホールに触れた場合は、地球の重力の8兆倍の1億倍の力がかかる。
1gの物が8×10^20gになる。
t(トン)に直すと、1gの物が8×10^14t=800兆t
になる重力ということになる。
触れてしまったら即薄い板のようになってしまう。
半径20㎞の場所にも10Gもの重力がかかる。
効果範囲は作中でも島全体に及んでいたので、かなり広そうだ。
ただ、ロギアではないため、先制攻撃を受ければひとたまりもない。
ということで今回の最強種ランキングからは除外した。
グラグラの実
地震と言えば、災害の中でもトップクラスのエネルギー量を誇る。
地震エネルギーの計算式はこんな感じ
Mはマグニチュード。
観測史上最大の地震は
1960年5月に起こったチリ地震でマグニチュードは推定9.5!!!
一応白ひげへのリスペクトも込めて、出せるエネルギーはマグニチュード10の地震クラスとしておこう。
マグニチュード10の地震のエネルギーは6.3×10^19J
ちなみにマグニチュード9で2.0×10^18J
ゴロゴロの実の雷を1秒出せば1375兆Jだったので、
1.4×10^15J。
総エネルギー量に関してはグラグラはゴロゴロの約1000倍以上のエネルギーになる。
エネルギー量だけ考えればグラグラの実に軍配が上がりそうだが、ゴロゴロの実は移動速度も上がり、感電という付加的な能力もある。
そして何より刺されれば死ぬ。
やはりパラミシアでは最強種に入れることはできない。
悪魔の実双璧
色々な条件で最強ではないロギアを除いていくと、残ったのはこの2種類。
ロギア双璧と呼んでもいいだろう。
ゴロゴロ、ピカピカ
この2つから最強の実を選んでいく。
戦闘に関して重要な要素について比較していく。
- スピード
- エネルギー
- 範囲
- 致死率
1.スピード
スピードだけを見れば約3倍ピカピカの方が速い。
黄猿の身長は302㎝。体重が200㎏はゆうにありそうだ。
この質量の物体が本当に光の速さで移動しているとすると太陽系も消滅してしまう。
エネルも身長が270㎝あり、体重は150㎏は下回らないだろう。
こちらも雷のスピードで動いたとすると、最低でも地球は消滅する。
そのため、どちらももの凄い高速では動いているが、実際の光や雷のスピードは出ていないことが予想される。
ただし、どちらも作中で敵が反応できないほどのスピードを見せてはいるが、どれくらいのスピードなのだろうか。
2.エネルギー
エネルギーという点では、エネルに軍配が上がる可能性が高い。
スピードだけで比較すると、ピカピカがゴロゴロの9倍ほどのエネルギーがある。
ただし、ゴロゴロには電気エネルギーも付加される。
単純にエネルギー量だけを比較すると、ゴロゴロ>ピカピカという式が成り立つ。
3.範囲
ゴロゴロの実は作中で唯一島1つを消滅させた。
※方舟マクシスの力を借りてはいるが…
ゴロゴロ以外で島を消滅させたものはいないことからも、作中で最強の攻撃範囲を誇っている。
ピカピカの能力でも全方位に向けて光線を放つ「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を出しているので広範囲ではあるが、島を消滅させるには至っていない。
一応海軍という立場なので威力を抑えているという考え方もできる。
そのため、範囲に関しては引き分け。
4.致死率
現実世界でも年間数千人が被害を受け、約30%が死亡している。
そうではない。雷が殺す気持ちで攻撃したわけではなく、近くを通った場合も含めて30%だ。
直撃だけで統計をとると、約80%の人が死亡する。
エネルが殺意を持って人間に放てば100%の死亡率となる可能性が高い。
ピカピカの能力での致死率は未知数。
波長を変えることで放射線も出せるのだとすると、最強の能力になる。
以上4つの点で比較してみたが、甲乙つけがたいというのが感想だ。
まとめ
ということで、この記事の結論としてはピカピカ、ゴロゴロの2強。
他の追随を許していない。
ちなみに、僕はゴロゴロの大ファン。
こんな感じ!
カッパ