最近引っ越しをしたカッパです。
駐車場代が1台8000円もするところに引っ越したので、1台車を売ることにしました。
その時、できるだけ高く売るためにやったことを書いていきたいと思います。
一括見積サービス
一括見積サービスは、10社近くの買い取り業者に一斉に見積もりを依頼できます。
『中古車 見積り』でGoogle検索をすると、広告で一括見積のページがたくさんヒットします。
引っ越しの一括見積もりもそうですが、気を付けてやらないと鬼電が来ます。
査定を依頼して数分後に数社から電話がかかってきます。
10社全部とやり取りするのも面倒だし、3社も回れば大体の相場も分かるので今回は使ってません。
できるだけ高い金額で売りたい!
という人は一括見積サービスは使った方が絶対に使いましょう。
僕は3社に査定してもらいましたが、査定してくれる会社が多い方が買い取り価格が上がることは確実です。
まずは僕が実際にやったことを書いていきます。
そんなことより、何に注意すればいいのか知りたい!
って人は車を高く買い取ってもらう方法まで飛ばしてください。
1社目:G社
まず最初はG社。
ここは最初に査定してもらったので、買取相場も全く分かりません。
探りを入れていきます。
10分で車の状態を実際に見てもらって、本社にデータを送って10分ほどで査定額が決定します。
その際に言われたのが、
僕の車のグレード、年式、走行距離が近い車の中古販売価格が40万円くらいだったので、軽くジャブを打ってみます。
- 他のところにも査定に行く
- あまりにも安かったら廃車にする
- ブログのネタにできる
この3つを伝えると、カウンター裏に行って何やら相談する担当者。
そして、口頭だけでは言った言わないの水掛け論になりそうなので、名刺の裏に買取価格を記載してもらいます。
『1週間後までに決断して頂けたら7万円で買い取り。本日中にご返答頂けたら15万円で買い取り。』
いやね、さっき19000円って言ったこと忘れてんのかな?
なに平然な顔してぼったくろうとしてんの。
多分僕が19000円で首を縦に振ってたら、そのまま契約してたんだろ?
さらに、時間を区切って2倍以上の差が出るのは何でなのかな?
この手法を使ってくる営業には売りたくない。
焦って連絡してくるだろう。
となめられてる感をとても感じる。
ここの担当者はうまく利用してやることに決定。
ということで、返事はせず。
他の会社も回ってみよう。
2社目:B社
次はB社に向かいます。
ここでは、1社査定してもらったことを伝えます。
18万円って言われました。
こちらでも査定してみますね。
10分後・・・
オークション相場が3~8万円なんですけど…
(やべ、ちょっと高く言い過ぎたか?)
すぐに15万円で売った方がいいですよ。
他に査定してくれるところありますか?
(ちっ…)
ここで粘っても仕方がないのでP社へ向かいます。
3社目:P社
最後はP社へ。
最初から全力でこちらの手札を晒します。
買い取りと言われています。(半分嘘)
うちは10万円が限界です。
ただ、保証料の話とかされました?
説明してもらったことを簡単に書くとこんな感じらしいです。
保証料を収めておくと、買い取り後の不具合は買い取った側の責任になる。
ちなみに、うちは保証料ないです。
ということは、G社に売って手元に残るのは13万円か。
この隙にG社の担当に電話します。
→出せる。ただ今から契約しに来てくれ。
保証料はいくら?
→5900円
この電話をP社の担当が聞いていました。
負けたくないんで、
14万5000円でまた交渉してきます。
ただ、代わりに条件を出してきました。
- すぐに契約すること
- P社と契約するまでG社に連絡しないこと
廃車にしようとしてた車が14万5000円になるんならいいでしょう。
5分後…
こちらとしても15万円を逃したくないので、速攻で契約書を書いて契約成立!
車を高く買い取ってもらうための方法
今回僕は自分の足で3社回りました。
その中で色んな情報を仕入れることができたので、共有したいと思います。
- 絶対に数社を回れ
- サイコパスになれ
- 電話を使って揺さぶれ
- 発信力があるように見せろ
- 中古車販売業者が参加するオークションが存在する
- 保証料という制度
- 最初19000円の車が最終的に15万にまで値上がりすることもある(実体験)
- G社はオークションには出さず、自社で再販する
1.絶対に数社を回れ
これは何にでも言えることですが、絶対に競合を比較しましょう。
その気持ちは分かります。
ですが、1社あたり1時間もかからないんです。
僕の場合は1社だけで適当に決めてたら約15000円だったのが、3社回ることによって15万円まで上がりました。
3時間で135000円稼いだのと同じです。
それが僕
2.サイコパスになれ
「サイコパスになれ」というのは、「担当者のことを考えるな」ということです。
申し訳ないな…
こんなことは考えなくてもいいんです。
担当者もできるだけ安く買おうとしてきます。
あなたは数多くいる客の中の1人でしかありません。
もちろん、情に訴えるために「あなたは特別な客です」と言ってきます。
これも安く買って利益を得るためです。
こちらは車の買い取りに関しては素人です。
プロ相手に交渉をするわけですから、圧倒的にこっちが不利です。
なのに気まで使っていたら、相手のいいように安く買われるだけです。
相手の都合は考えず、ガンガン交渉していきましょう!
3.電話を使って揺さぶれ
僕が3社目で使った手法です。
金額がまとまりそうになったら、他社の担当に電話を掛けます。
この手法を使えば提示されている金額から、さらに2段階高くすることができます。
13万円 ⇒ 14万4千円 ⇒ 15万円
一本の電話でP社、G社両方の査定金額を吊り上げることができました。
4.自分に発信力があるように見せろ
今の時代その辺を歩いている人でも、『SNSやブログで数万人に情報発信できる立場の人』という可能性があります。
どんな会社もそういう人の存在を意識せざるを得ません。
ネット上に噂を流されたら、とんでもない影響が出ますからね。
僕は実際に月に数万人に見られるブログを運営しています。
これを利用しました。
ブログのネタになる
このセリフを聞いた担当者たちは、顔色がかなり変わります。
少し緊張した感じになるというか。
こんなリアクションをしてくれます。
もちろんまるっきり嘘を言うのもよくないので、多少盛るくらいにしておきましょう。
あなたもTwitterやインスタとかやってますよね?
そのフォロワーを少し盛って話してみましょう!
5.中古車販売業者のオークションがある
中古車販売業者が参加するオークションがあって、基本的に中古車はそこでオークションにかけられます。
そのオークションでの相場を見て、車の買い取り額を決めているそうです。
また、一般人が参加することもできるらしいので、なるべく高く売りたい人はオークションに出させてくれる業者を探しましょう!
ただ、デメリットもあるのでそこは理解しておきましょう。
・いつ売れるか分からない
そのため、すぐにお金が必要な人、引っ越しなどで手放さないといけない日が決まっている人にはあまり向かない方法です。
6.保証料という制度
保証料はさっき簡単に説明しましたが、買取価格を変えないことを保証してもらう料金です。
正直、これをメリットととらえるか、デメリットととらえるかは売り手次第です。
僕の場合はバッテリーの調子があまりよくない状態なので、売った後に「エンジンがかからない」とか言われるのが怖いんですよね。
逆に、何の不具合もない車を売る人は、保証料なしのところに売った方がお得ですよ!
担当者に聞いてみましょう!
7.交渉をすれば7倍に値上がりすることもある(実体験)
これは僕のエピソードを見てもらえれば分かることですね。
中古車買い取り業者を数社回ることで、
7倍に値上がりする可能性を秘めています。
8.G社は自社で販売するので高く買ってくれる可能性が高い
これはG社の人から聞いたわけではありません。
P社の方に聞いた話なんですが、G社は買い取った車自社で販売しているそうです。
そのため、高く買い取ったとしても、売値を高くして利益を調整できます。
なので、一番高く買い取ってくれる可能性が高いそうです。
他の会社をけん制するために、最初にG社に査定してもらって、その結果をもって他社を回りましょう!
そうすると、勝手にG社に張り合って、買取価格を高くしてくれますよ!
僕は偶然最初にG社に査定しに行ってよかったようです。
秘技 いっせい呼び出し
出張査定をしてくれる中古車買い取り業者があります。
出張査定をしてくれる業者を全て同じ時間に予約します。
そして、入札してもらうというやり方が、ネット上でまことしやかに囁かれていました。
この方法で買い取り価格を競わせて、高価買取してもらった人もいるようです。
ただ、僕は今回やりませんでした。
まず、この方法を使った時点で、担当者を敵に回します。
約束の時間に行ったにも関わらず、待ち時間が発生するわけですからね。
当然イラっとします。
買い取り業者も人間ですから、値段を引き下げにかかられる可能性がとまずいと考えたからです。
なので、この方法は諸刃の剣ですね。
上手くいけば価格は上がるし、失敗すれば買いたたかれちゃいます。
まとめ
どうでしょうか。
廃車にするはずのゴミ車が、15万円という大金に化けてくれました。
たった3社を回るだけで、です。
一括見積を使っていたらいくらになったのか気になって仕方ないので、だれか代わりに使ってみてください。
感想を教えてください。
こんな感じ!
カッパ