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アジングを始めたい人必見!最近中級者になったばかりの僕が道具の解説をしてみた。

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僕がアジングを始めたのは約5年前のこと。

やっと初心者を脱出できたかなといレベルです。

なのでまだ始めたての頃の気持ちを忘れていません!

そんな僕は初心者に最高のアドバイスをできるはず・・・!

 

ということで今回はアジングを始めようと思っている初心者さんに向けてアジングで使う道具を解説したいと思います。

 

目次

アジングに必須な道具

アジングに必要な道具は他の釣りに比べてかなり少ないです。

  1. ロッド(竿)
  2. リール(糸を巻くやつ)
  3. ライン(糸)
  4. ジグヘッド(重りと針が一体になったやつ)
  5. ワーム(柔らかいルアー)

少ないとは書きましたが、文字にすると意外と多いんですよね。

この道具の数を少なく感じるのは僕が中級者になったからでしょうか?

また、アジングを始める人にとって、全部でいくらくらいの予算が必要なのかも気になると思います。なので、最低これくらいは出した方がいいよという金額も書いておきます。

それぞれ見ていきましょう。

※今回の記事は道具について分かりやすく長めに説明します。かなり長いので、読むのがめんどうな人は釣具屋さんで「釣り初心者です。アジングを始めたいです。予算は○○円です。」と店員さんに言いましょう。釣具屋の店員さんはほとんど釣り好きで仲間を増やそうと目をギラギラさせてます。この魔法の言葉を言えば親切丁寧に予算内で道具をそろえてくれるはずです。

 

1.ロッド 8000円

釣りと聞けばまず思い浮かぶのがこの道具じゃないでしょうか。もちろん全ての釣りでロッドは使います。アジングも例外ではありません。

絶対に抑えておいて欲しいのは2つ。

  • アジング専門のロッドを買う。
  • 道具の中で一番お金をかける。

アジング専門のロッドを買う

アジングは狙う魚が小さいため、投げるルアーも小さく軽いもの(0.2g~)を扱います。

そのため、ロッドはかなり細いつくりをしています。

上の写真でいうと、右がアジング用で左がエギング用です。

ぱっと見変わらないように見えますが、実際に触ってみると硬さや太さが全く異なります。

釣り初心者にありがちなのが、アジング以外の釣りをしたくなった時のことを考えて、少し大きめのロッドを買ってしまうこと。要するに2本ロッドを買うのがもったいなくて1本で済ませようとケチっちゃうんですね。

何を隠そう僕も万能竿ともいわれるエギングロッド(左の大きい竿)を買ってアジングをしました

ですが、ルアーは投げにくいしアタリ(魚が食ってきた感触)も分からずじまい。速攻でアジングのロッドを買いに行きました。

 

なので、他の釣りのことは考えずにまずはアジング専用のロッドを買うようにしましょう!

これめちゃくちゃ大事です。

 

一番お金をかける

正直釣り人たちの間で、『お金をかけるべきなのはロッドかリールか』という論争は長年されていていまだに結論が出ていません。

ただ、僕は絶対にロッドにお金をかけた方がいいと思います。

僕が今使っているリールはセールで5500円で買った安物です。一緒に釣りに行ってる友人のリールは3万円

たまに交換して使ってるんですが、正直な話、そこまでの差は感じないんですよね。

巻き心地がいいとかドラグが滑らかとかの違いはありますが、この性能の差で釣果が変わるとは思えません。

ですが、ロッドはダイレクトに釣果に差が出ます。投げやすさもそうですし、特に当たりのとりやすさは値段が高くなるにつれ上がっていきます。

要するに釣りのしやすさが全く変わってしまいます

最低でも8000円は出すようにしましょう。

このクラスになれば、中級者になっても使い続けることができるレベルです。

ちなみに僕が最近まで使っていたのは定価8000円のロッドです。(※初売りで安くなっていたので6000円で買いました。)

余裕があれば1万円くらいのロッドがオススメです!

 

2.リール 4500円

リールは糸を巻く機械です。日本語名は『釣車』。

リールを選ぶ時に注意した方がいいことは大きく2つあります。

  • リールの番手
  • 価格帯

リールの番手

リールを選ぶときに注意したいのは、リールの大きさです。

リールの大きさは「番手」と呼ばれる番号で表示してあります。

 

数字が小さいほど小さいリールで、アジングでは1000番~2000番のリールを使用した方がやりやすいです。

アジングの基本である軽めのジグヘッド(1g~3gくらい)であれば1000番がおススメです。

 

価格帯

リールは見た目以上に精密な機械です。

なのであまりにも安すぎるものを使うとすぐに壊れてしまいます。想像よりはるかに早く壊れます。

昔友達が釣りに行きたいというので、釣具屋に道具を買いに行きました。
友達はケチって1000円くらいのリールを買ったんですが、その日のうちに壊れてしまいました・・・。

この壊れたリールは釣り業界で全くの無名なメーカーのものでした…。

これから最低でも数か月は楽しむ気でいるなら、1000円~2000円のリールはやめといた方がいいです。

 

上の画像は僕が最近まで使っていた『セドナ』というリールです。これはシマノ製で4500円。3年くらいこのリールを使ってアジングを楽しみました。

もちろん毎回水洗いしたり、オイルを指したりして結構丁寧に扱いました。

5000円くらいのリールでもきちんと使えば数年間使えるということです。

 

逆に10万円する高いリールでもメンテナンスをしていなかったら、1年で壊れるということもあります。

 

正直一番おすすめのリールは今僕がメインとして使っている『レガリス』です。

値段は7700円くらいしますが、性能が良いです。

特に軽さは他の数万円するリールたちと比べても遜色ありません。

リールは軽い方が魚のアタリが手まで伝わってきやすくなるので軽いに越したことはありません。

しかも、セール期間中なら6000円以下でも買えます。

 

3.ライン 1200円

ライン。糸ですね。

ラインにも色々種類があって、どのラインにも一長一短があります。

  • ナイロン:安い。伸びやすい。太い。
  • PE    :高い。伸びが無い。強度が高い。ライントラブルを起こしやすい。風に弱い。
  • フロロ :伸びが少ない。風に強い。軽いジグも使いやすい。硬くて巻癖がつく。
  • エステル:伸びが少ない。風に強い。軽いジグも使いやすい。少し切れやすい。

アジングを始めた時はナイロンライン、少したってPEライン、最近はエステルラインを使ってます。

使いやすさのランクをつけると、こういう順番になります。

  1. エステル
  2. PE
  3. ナイロン

もちろんおススメはエステルラインです。

エステルの切れやすいという欠点もドラグを調整することで十分対応可能です

 

ナイロンでもできないことはないですがおススメはしません。

伸びるということは小さなアタリが手元まで伝わってこないということです。

 

値段をとるか、使いやすさをとるか。

値段が違うといっても、数百円程度。

200m巻を買って100mずつ使えば高いラインでもそこまでコスパは悪くはないはずです。

 

4.ジグヘッド 350円

ジグヘッドは重りと針が合体した見た目の仕掛け。

釣具屋に売ってあるものをそのまま買えばOK。

よく使うのは1gですが、最初は軽すぎると何をしているのか感じ取れないので2gくらいから始めるのがオススメ。

一応100均にもジグヘッド(5個入り)が売ってあるんですが、針が全然刺さらないのでマジでオススメしません。

 

コスパがいいのはマルシン漁具が製造している「ドラゴン」というジグヘッド。

普通のジグヘッドが5個入りで300円~400円するのに対して、ドラゴンは30個入りで500円!

1個当たりの値段は普通のジグヘッド60~80円、ドラゴンのジグヘッド17円です!

安い!

 

5.ワーム 400円

ワームはゴムでできたルアーのこと。ソフトルアーとも呼ばれてます。

ワームを選ぶ基準は簡単です。

自分の好み

これが一番です。

コスパで選ぶもよし、ブランド名で選ぶもよし、形で選ぶもよし。

色んなワームを使ってみて自分が好きなワームを見つけるのも楽しみの1つです。

ですが、よく釣れるワームの条件というのもあります。

条件については別の記事に書いているので興味がある人は読んでみてください!

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ちなみに僕のおすすめはreinsのアジリンガーProグローオキアミパワーです。

どれがいいかわからないという人は参考にしてみてください!

 

アジングであれば便利な道具

これ以降は必要なら買えばいいという程度のものです。

必要ないなら買わなくてもいいし、後々必要だと思ったら買えばいいくらいの道具たちです。

  1. バケツ
  2. フィッシュグリップ
  3. クーラーボックス

1.バケツ 1500円

バケツは海水を入れて釣った魚の血抜きをする時に使います。

血抜きをしない人には必要ありません。

僕は血抜きをした方がおいしく感じるので血抜きをしてます。

 

バケツは100均のバケツにロープを結べば代用できないこともないですが、すぐに壊れます。

ロープで海面までおろして、水を満タンに組んで引っ張り上げます。

その時に防波堤のコンクリートにぶつかるので、100均のバケツだと壊れる可能性が高いです。

 

もしバケツを買うなら、reinsというメーカーが販売している「キーパーバケツ」がおすすめです。

バケツにフィッシュグリップやハサミを収納でき、ロッドまで立てることができます。

水汲みバケツにしては少し値段が高いですが、絶対にこれにしておいて間違いないです。

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2.フィッシュグリップ 300円or3000円

魚を挟んでつかむハサミみたいな道具です。

魚を素手で触るとベタベタする粘液がついて臭いが残ります。

しかも帰りはその手で車のハンドルを触らないといけません。

また、海には毒がある魚もたくさんいます。

触ったら死ぬレベルの魚にはそうそうお目にかかれませんが、数週間痛みが続いたり、指をかみちぎられたりというレベルの魚ならそこら中にいます。

安全のためにもフィッシュグリップは携帯しておきましょう。

 

帰りの運転でハンドルが臭くなってもいいという人や指1本くらい魚にくれてやるって人には必要ありません。

 

フィッシュグリップはトングみたいな形よりも、ハサミ型になってるものの方が使いやすいです

ですが、値段がかなり違います。

トング型は300円くらいから買うことができます。

ハサミ型は3000円くらいします。

初めはトング型で安く済ませるのもアリ。

ですが、釣りを続けるうちに結局買い替えるハメになります。

僕もトング型からハサミ型に買い替えました。

こんなことなら最初からハサミ型にしておけばよかったと後悔してます。

 

3.クーラーボックス 2000円

クーラーボックスは説明しなくてもわかりますよね?

釣り具メーカー製のクーラーボックスは、性能が良かったり色んな機能がついていたりして結構な値段がします。もちろん保冷機能は普通に売ってあるものとは比べ物になりません。しかも、磯や砂浜などで使うことを想定してあるのでとても頑丈です。

 

堤防でちょっとアジングをする分には発泡スチロールでも全然問題ないです。

真夏以外なら半日は氷が溶けません。

けど発泡スチロールは何回も使うとアスファルトで削れたり、割れたりしてきます。

 

何度も使うなら安いクーラーボックスを買うのをオススメします。

僕が4年くらいメインで使っているクーラーボックスは「SANKA」というメーカーの2000円のクーラーボックスです。

この安いクーラーボックスでも真夏の昼間に数時間はもちます。

安いからこそ自分でロッドホルダーを取り付けたりと改造もできます。

数万円のクーラーボックスで改造失敗したら目も当てられませんからね!

改造の仕方はこちら↓の記事に書いてるので参考にしてみて下さい。

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まとめ

どうでしょうか。

アジングを始めるにあたって初期投資の総額はこんな感じにになります。

初期費用
ロッド 8000円
リール 4500円
ライン 1200円
ジグヘッド 350円
ワーム 400円計 14450円

もっと安く済ませようとすればもっと安く済ませられます。

ですが、中級者になっても使い続けたいという人は最初からこれくらいの値段を出しておいた方が無難です。

釣りを続けていたらもっといいモノが欲しくなる時が来ます。

その時に1個ずつ買い替えていきましょう!

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