映画THE FIRST SLAM DUNKを見てきました!その時の感想を嫁と話してたんだけど、
とちょっと意見が分かれました。
そこで、THE FIRST SLAM DUNKの感想を小中高大、社会人とずっとバスケを続けているバスケマニアのカッパが書いてい見たいと思います。
記念すべき一発目が僕の大好きなスラムダンクというのはとても感慨深いものがあります。
映画スラムダンクのいい点
いちスラムダンクファンの僕としては、待ちに待った映画ということでハードルが上がり過ぎていた感もある。
だから、他の人は気にならないような部分が気になったり、そこを再現してくれたか!と嬉しかったり。
湘北の家庭事情が明らかになった
スラムダンクの登場人物で家庭のことが書かれてたのって、ゴリ家、桜木家、沢北家、三井家(電話での会話のみ)だけなんだよね。
子供が全国区のバスケ選手となったら親も見に来たりとかありそうだけど、見に来ない。漫画を読んでる時点からどんな家庭なのかなと気になってた。ゴリ家はめちゃくちゃいい家族。ゴリのせいでエンゲル係数高め。
それが今回の映画で宮城家だけでもわかったのはよかった。
ソウタ・・・
生きてたらリョータと切磋琢磨してもっとうまくなってただろうな・・・・
アメリカの大学で沢北と宮城がマッチアップ
これはもの凄い胸アツな展開。しかも、監督・脚本が井上雄彦さんということで、公式なストーリーということだよね。今後アメリカでのストーリー展開も期待できそう。
多分流川もアメリカに挑戦するだろうしね!
リアルの続きもお願いします。
僕が一番大好きな漫画が注目された
僕はよく飲み会なんかでマニアックなスラムダンクモノマネをしちゃうタイプです。だけど、マジでわかってもらえない。
宮益の関節ポキポキ鳴らすシーンとか。
そこには空しかなかった、とか。
同じ年代のバスケ部のやつには伝わるんだけどね。
これだけ注目されれば、原作漫画を読み返す人が増えるだろうし、モノマネが伝わるようになるかな!
映画スラムダンクの悪い点
ここからはちょっと気になったところ。
宮城の母ちゃん弱すぎ
宮城の母ちゃん弱すぎでしょ。
息子に生まれてきてすいませんとか手紙で書かせちゃダメでしょ。
もちろん、最愛の夫を亡くした後に、優秀な長男を失ったら精神的ダメージはとんでもないと思う。けど、次男と長女がいるんだよ。
もうちょい強くあろうよ。
半分以上山王戦
山王戦は漫画が擦り切れるほど読み返してるから真新しさが無かった。
スラムダンクマニア以外にとっては復習がてらでちょうどいい内容だったのかな?
ただ、スラムダンクマニアの僕からするとちょっとな…って感じ。
もうちょいアナザーストーリー感を強めにして欲しかった。
バスケの動きがリアル
これはいい点でもあり悪い点でもある。
アニメの頃に比べると選手たちがリアルに近い動きになってる。アニメも進化したなあ。
だけど、リアルなバスケってめちゃくちゃ展開が早いんだよね。40分間で両チーム合計で200点近くとるスポーツだからね。
多分バスケ未経験者の9割はこの展開の早さについていけないんじゃないかな。
嫁も映画が終わってから
なんで上手いの?あのファールは?
と怒涛の質問をしてきた。
正直、バスケファンが増えにくい1つの理由がここにあると思う。
リアルな展開の早さについていけるようになるまでの壁が高すぎなのよ。
野球くらい一球一球展開が止まればいいんだけどね。ゴリのポストアップで右足を引いて、中に入った時に周りの選手が(うまい…!)ってシーンがあったよね。あの一瞬じゃ初心者には何がうまいのかわからないって。かといってあのシーンに時間を割くべきかというとそうでもない。
「ゴリでも丸ゴりを押し込んでスペースを作れない」ことを表現するためだけのシーンだからね。
リアルに近づければ近づけるほど、未経験者には理解しづらくなって新規ファン層を取り込みにくくなる。
バスケアニメのジレンマ、というよりスポーツ漫画全体のジレンマかも。
けど、バスケファンからしたらよりリアルに近づいたスラムダンクを見れてめちゃくちゃうれしいよ!
まとめ
バスケマニアから見た映画スラムダンクの感想を書いてみました。
総合的な評価で言うと、
ほしみっつ!
バイブル的な漫画が映画になった感動で★1つ増やしてみた感じ。
多分、経験者と未経験者の感想がかなり異なる作品だと思うんで、いろんなブログで感想を読んでみようかな!
こんな感じ!
カッパ