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オール電化の賃貸に引っ越す時の注意、給湯器に気をつけろ!

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賃貸に住んでいる人にとって、家賃や光熱費って1番気になる出費じゃないですか?

持ち家の人にも気になるところですよね。

光熱費を抑えるためにオール電化の物件を選ぶ人もかなり多いです。

そんな人たちに向けて、『オール電化の賃貸について気を付けた方がいいこと』を書いていきたいと思います。

目次

オール電化からオール電化への引っ越し

僕は2022年1月に2人目の子供が産まれるタイミングで、今まで7年間住んだ家から引っ越しました。

7年分の思い出が詰まっていたので、グッとくるものがありました。

完全に自分のホームという感覚があります。

賃貸なんですけどね。

嫁もこの家を気に入っていたようで、お別れがつらかったようです。

で、前の家はダイワリビングの部屋だったんですが、本当に至れり尽くせりとはこのことです。

オール電化、防音、耐震、断熱などは今まで住んだ家の中でダントツによかったです。

そして何より、収納が充実していたことはかなり助かりました。

食器棚や本棚を買わなくても十分なほどに収納がありました。

このまま書いていくと前の家をほめるだけの記事になりそうなので、本題に入ります。

新居はメゾネットタイプの家で、子供が暴れても他の家の住人に迷惑が掛からないということで選びました。

オール電化というのも選んだ決め手の1つになりました。

前の家がオール電化だったので、オール電化は光熱費が安いことを知っていたからです。

そう思っていたんですが、ある事件が起こります。

オール電化の落とし穴

1月の中旬に今の家に引っ越して、半月ほどたったある日。

嫁から衝撃の画像が送られてきました。


約半月で16000円!?

前の家ではどんなにジャバジャバお湯を使っても、暖房を常につけっぱなしにして加湿器もガンガン動かしても7年住んで1番高かった月で20000円ほどでした

たった半月で最高記録に肩を並べてきたんです。

オール電化なのになぜ?

さすがにこの金額を毎月払い続けるのはきついということで、原因を特定するために電力会社に問い合わせてみました。
同じ家電を使っているのにここまで電気代が変わるのは何で?

プランが変わってますね。
前の家のプランは今はもう加入できないプランです。

プランが変わるだけでこれだけ値段が変わるんですか?

そこまでは変わらないと思うんですけど・・・

あっ使用量がかなり増えてます。
他のプランは無いんですか?

すでにオール電化向けで1番安いプランになってますね。
もしかしたら、エコキュートじゃなくなったのかもしれません。
エコキュートと普通の電気温水器を比べると数倍消費電力が違うらしいですよ

・・・

それだ!!!
分かりました。
ありがとうございます!

給湯器か。

全くの盲点でした。

早速家に帰って給湯器の型番を調べてみました。

ですが、ネットで検索しても給湯器がヒットしません。

それもそのはず。

ボタンに書いてある型番はボタンの機会の型番だったんですね・・・

給湯器の型番を確認するには外に出るしかありませんでした。

つらい。寒い。

確認するとあるメーカーの電気温水器で、1番安いタイプのものでした

ありえないくらい高い電気代の原因

結論から言うと3つのことが原因でした。

オール電化=安いという間違った認識

前の家がオール電化で光熱費が安かったので、こういう間違った認識をしていました。

オール電化でも古い家電ばかり使っていると、消費電力が増えて普通に電気代は高くなります。

こんな当たり前なことに聞きづけないなんて。

電気温水器は消費電力が多い

エコキュートと電気温水器の違いは、空気の熱を利用するかしないか。

エコキュートは空気の熱+電力でお湯を沸かします

空気の熱の分消費電力が少なく済むわけですね。

一方、電気温水器は100%電気の力でお湯を沸かすので消費電力は多くなるそうです。

エコキュートと比べると消費電力は3倍~5倍らしい

そりゃあ電気代が高くなるはずだ。

電気温水器の設定を間違っていた

引っ越してから電気温水器の設定をいじったのは時刻設定だけ。

他は初期設定のまま使ってました。

これが間違いでした。

電気温水器の設定はしっかりとしないと大変なことになります

電気代の明細書を見て驚くことになるので、引っ越した初日にやってしまいましょう

 

 

電気温水器の設定

まずは電気温水器の仕組みを軽うううく理解しときましょう。

僕は電気温水器のメーカーに電話してじっくりと教えてもらいました。

仕組み
電気温水器は1度沸かしたお湯を魔法瓶みたいな保温できるタンクにためておきます。

魔法瓶タンクから減った分だけお湯を沸かして足してくれます。

この湯沸かしをする時間は設定で帰ることができます。

減った分だけ常に沸かしてくれる設定、特定の時間だけ沸かす設定があります。

また、何Lお湯を沸かすかためるお湯の温度を設定できます。

これらを踏まえて設定した方がいい項目を見ていきましょう。

1.湯沸かし時間

まず、常に沸かす設定は絶対にやめてください

常にフルパワーでお湯を沸かすことになるので、目も当てられません。

じゃあ、いつ沸かす設定にすればいいの?

電力会社の電気代は夜間の方が安くなります。

なので、減った分を沸かすのを夜間に設定しておくと電気代が節約できます。

2.湯沸かし量

大体の給湯器には過去のお湯使用量を確認する機能が付いています。

それと、過去の最大使用量も見ることができるはずです。

これらを見てギリギリの量になるようにしておけば、無駄なお湯を沸かさなくてよくなるので電気代を抑えることができます。

ちなみに、僕の家の電気温水器は一番安くて機能が少なかったのでお湯の量を設定できませんでした・・・ちくしょう

3.湯沸かし温度

湯沸かし温度は保温タンクに貯めておくお湯の温度の設定です。

僕の家場合だと、高と低の2つの設定ができます。

高が90℃中が75℃、低が65℃らしいです。

蛇口から出すお湯は一番高くても45℃くらいのもんなので、僕は低60℃に設定しています。

この温度を低くしておけば無駄に温度を上げなくてよくなるので電気代を節約できます

 

 

まとめ

こいつらをきちんと設定していないととんでもない電気代を請求されるというわけです。

速攻で設定しなおしました。

オール電化だからと言って、光熱費が絶対に安くなるわけじゃないってことを肝に銘じておきましょう。

 

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